
研究会の概要
太陽発電衛星研究会では、宇宙太陽光発電所の実現を目指して、
基盤技術やシステムに関する研究を進めている
大学、企業、研究機関などが結集して、
研究交流、情報交換などの活動を行っています。
経 緯
- 昭和62年(1987)
当初、文部省宇宙科学研究所にて、太陽発電衛星(SPS)を実現するための 理工学的課題と環境への影響を研究解明のため、 全国規模の太陽発電衛星ワーキンググループとして発足。
- 平成3年(1991)
SPSワーキンググループSPS2000タスクチームのSPS2000モデル (実用化のためのパイロットプラントに相当)の概念設計研究が、 SPS国際シンポジウムSPS91(パリ)にて論文賞を受賞。
- 平成9年(1997)
新エネルギー開発の一環として、技術を超えてより広い分野からの研究者・社会人を糾合し、 社会に向け開かれた本格的な横断領域研究を行う枠組みとして新発足。 (発起人会:東京大学(駒場キャンパス)先端科学技術研究センターにて開催)
目 的
太陽発電衛星の実現促進を計るために、
- 研究情報の交換
- 対外的な啓蒙活動
- 産業技術研究のための調査
等を行う。
活 動
- SPSニュースの刊行継続
- 研究発表会・シンポジウムの開催
- 広報活動
- 関連する企画への参加
専門分科会
太陽発電衛星の技術分野の高度の専門性を考慮して下記の専門分科会を設置。
(電力伝送、太陽電池、宇宙構造・組立、環境エネルギー評価、レクテナ等)
企画班:その他太陽発電衛星の総合性を保つために適宜テーマグループを設置。
会 員(平成26年9月現在)
- 個人会員 115名
- 賛助会員(6社):
(株)IHIエアロスペース、宇宙工房、
清水建設(株)、三菱重工業(株)、
(株)三菱総合研究所、三菱電機(株)