第１１回宇宙太陽発電(SSPS)シンポジウムのご案内
宇宙太陽発電学会の会員の枠を超えて情報の共有と議論の場をつくり、宇宙太陽発電の実現、及び無線電力伝送技術に係る研究の促進と知識の普及を図ることを目的として、 第11 回宇宙太陽発電シンポジウムを公立諏訪東京理科大学で開催いたします。皆様からの多くのご参加を心より歓迎いたします。
日時：令和7年12月23日（火）- 12月24日（水）
場所：諏訪東京理科大学(長野県茅野市豊平 5000-1) (リアルのみ)
協賛：(一社) ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアムWiPoT
【プログラム】
2025/12/23(火)
13:00 ～ 14:00 学会総会(会員のみ)
14:30 ～ 15:30 招待講演(1) 津留正臣氏 (三菱電機 情報総研)
「ワイヤレス電力伝送の産業化に向けた三菱電機の高周波デバイス開発」
アブスト：宇宙太陽光発電をはじめとするワイヤレス電力伝送の産業化に向けたこれまでの三菱電機の取り組みをGaN増幅器やレクテナなどの高周波デバイス開発を中心に紹介し、今後の展望について述べる。
15:30 ～ 16:30 招待講演(2) 桜井雄基先生 (公立諏訪東京理科大学工学部機械電気工学科)
「宇宙マイクロ波背景放射で探る宇宙創生」
アブスト：宇宙マイクロ波背景放射（CMB）はビッグバン由来の宇宙最古の光である。CMBには宇宙創生を紐解く上でリッチな情報が刻み込まれている。本講演では、宇宙創生に関わる物理現象とCMB観測実験の概要を紹介する。
16:45 ～ 17:45 松本紘先生メモリアルセッション
篠原真毅, 橋本弘藏, 藤野義之, 伊地智幸一, 斉藤由佳, フロアの皆様
終了後 上諏訪温泉 親湯(しんゆ) へ移動し、夕食＆懇親会＆宿泊 (事前予約者のみ)
2025/12/24(水) [20件]
9:00- 宇宙発電所システム (座長：篠原真毅)
9:00-9:20
○篠原真毅 (京都大)
SSPS研究開発の各国の動向について2025年度版
9:20-9:40
○高野忠, 瀧川道生 (日本大)
太陽発電衛星システムの送電・受電アンテナが満たすべき基本条件と派生問題の検討
9:40-10:00
○橋本弘藏1，高野忠2，長山博幸3，藤野義之4，森治 5，宮崎康行 5，石川容平6
(1京都大学，2 日本大学，3三菱総研，4東洋大学， 5 JAXA/ISAS，６海洋インバースダム協会)
SSPSワークショップ活動報告2025
10:00-10:20
◯宇恵勝紀1, 松室尭之2 (1奈良先端大, 2ATR)
金星近傍での太陽エネルギー利用と無線送電システムの技術的可能性
10:20-10:30 Break
10:30- 経産省SPSプロジェクト (座長：伊地智幸一)
10:30-10:50
○柳川祐輝, 伊地智幸一, 島崎真一 (J-Spacesystems)
2024年WPT航空機実験の技術的成果と広報効果
10:50-11:10
〇川合春治, 大石凌, 廣瀬龍之介, 藤野義之 (東洋大)
飛行試験における測定精度のシミュレーションと実験の比較
11:10-11:30
○高橋直人, 片岡英駿, 廣瀬龍之介, 藤野義之 (東洋大)
講演題目 航空機試験における斜め入射受信パターン評価
11:30-11:50
○松永幸大, 又吉建, 藤野義之 (東洋大)
AM変調波を用いたSPS実証衛星用レクテナラジオに関する実験
11:50-12:10
〇小林源明, 廣瀬龍之介, 藤野義之 (東洋大)
受信局条件を考慮したSPS試験衛星の軌道の解析
12:10-12:30
〇割貝直樹1, 松友斗夢1, 折居遼平2, 中村壮児2, 長谷川安昭3, 石原和弘3, 大嶋元樹3, 坂井尚貴4, 伊東健治4, 稲田仁美5, 大島政英1, 田中孝治6 (1公立諏訪東京理科大, 2総合研究大学院大, 3日本アンテナ(株), 4金沢工大, 5JAXA, 6ISAS/JAXA)
OHISAMA プロジェクトにおける放出プローブへの無線送電実験のためのレクテナ受
信電力の評価
12:30-13:20 お昼休み
13:20- 衛星・宇宙輸送・他 (座長：相馬央令子)
13:20-13:40
○太田早紀１, 山口賢剛１, 万戸雄輝１, 神原信幸１, 竹内良昭１, 津村陽一郎１, 落合夏葉２, 鳥海陽平２, 柏倉一斗２, 髙橋円２ (1三菱重工業(株), 2NTT(株))
１kmレーザ光無線給電の実証試験
13:40-14:00
○松倉真帆1，福成雅史2 (1東京大, 2福井大)
Dバンドジャイロトロンを用いた無線電力伝送実験
14:00-14:20
○上土井大助1, 阿部瑞樹1, 渡邊恵佑1, 渡辺和樹2, 坂本信臣2, 倉冨剛2, 松本貫2, 下田優弥2, 日髙菜奈2, 石井優多2, 神田泰明3 (1 JAXA, 2 (株)ウェルリサーチ, 3 アンテナ技研(株))
展開型軽量平面アンテナ軌道上実証システム（DELIGHT）の開発
14:20-14:40
〇藤田辰人 (JAXA)
Dawn-Dusk軌道を用いた低軌道SSPSのシステム解析
14:40-15:00
○入江洸介、木下竜綺、中谷友紀、久保田啓介、野村俊亘、小紫公也、松倉真帆、小泉宏之 (東京大)
フレネルミラーによるミリ波ビームのウエスト径制御
15:00-15:10 Break
15:10- 無線電力伝送 (座長：松室尭之)
15:10-15:30
○伊東健治, 坂井尚貴, 野口啓介 (金沢工大)
24GHz帯レクテナアレーによる無線電力伝送実験結果
15:30-15:50
〇榊裕翔1, 西川健二郎 (1三菱電機(株), 2鹿児島大学）
複数のニューラルネットワークによる様々な平均入力電力に対応可能な整流回路モデル
15:50-16:10
〇中谷圭吾, 野田栄太郎, 平井暁人 (三菱電機(株))
空間伝送型ワイヤレス電力伝送用GaN増幅器
16:10-16:30
〇増倉明寛, 中台光洋 (JAXA)
数値的アプローチによる近距離波源に対する振幅/位相モノパルス法の適用性検討
16:30-16:50
〇松室尭之1、分島彰男2 (1ATR, 2熊本大学)
両側レトロディレクティブ方式の実現に向けた副モード抑制技術の基礎検討
16:50- Closing
【発表者もしくは聴講者の参加方法】
下記の申込ページから参加申し込みを行ってください。
登録情報が返信されますので、SSPS 学会の口座(ゆうちょ銀行のみ)に参加費を12月12日までに振り込みを行ってください。システム上当日のオンサイトおよび12月12日以降の登録/参加は不可です。)
【参加費】
正会員および協賛学会会員 4,000円、学生会員 2,000円、非会員 6,000円
宿代 別途 (現地払い)
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銀行名 ゆうちょ銀行
店名（店番） 〇九九（ゼロキュウキュウ）店
預金種目 当座
口座番号 ０３０６９６４
口座名称 宇宙太陽発電学会（ウチュウタイヨウハツデンガッカイ）
(振込手数料はご負担ください。)
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【宿泊懇親会について】
※締め切りました
23日講演終了後 上諏訪温泉 親湯(しんゆ) へ移動し、夕食＆懇親会＆宿泊 (事前予約者のみ)
https://www.kamisuwa-shinyu.com/
・1 部屋5 名利用の場合：お一人16,170 円+150 円（入湯税）
・1 部屋4 名利用の場合：お一人17,160 円+150 円（入湯税）
・1 部屋3 名利用の場合：お一人18,150 円+150 円（入湯税）
(宿泊申し込み人数によって変動、すべて宴会＋温泉＋宿泊（朝食付）の値段)
宿泊申し込みは 11/21（金）必着。お名前、人数、性別を明記してssps_symposium＠s-off.com,shino@rish.kyoto-u.ac.jp まで。
宿は事前に大目に部屋を確保しておりますため、枠の確保のためにも宿泊＆懇親会にご出席の方はお早めにお申し込みください。定員を過ぎた場合お断りする可能性もあります。
(ご自身で他のホテル等をご予約いただくことも可能ですが、その場合懇親会には参加できません。)
【講演申し込みについて】
※締め切りました
講演申込〆切：令和7年11月21日（金）。
講演申込先：電子メール(ssps_symposium＠s-off.com)のみにて受付（全角の＠は半角の@に変えて下さい）
申込時に必要なデータ
A) 講演題目
B) 研究者氏名（登壇者には氏名の前に○を付してください）
C) 所属組織
D) アブストラクト（３００字程度）
E) 該当するトピックス：（以下より選択）
1) 宇宙発電所システム 2) 発電 3) 大型宇宙構造物
4) 無線電力伝送 5) 宇宙輸送 6) 地上基盤設備
7) 経済性・事業性 8) その他
F) 連絡対応者の氏名，住所，電話番号，FAX 番号，E-mail アドレス
G) 学会入会 希望する/希望しない （どちらか選択してください。）
入会希望者は、学会ホームページの入会案内をご確認ください。
申込先＆問合せ先：sspss@s-off.com（全角の＠は半角の@に変えて下さい）
【講演論文集について】
シンポジウム終了後に講演論文集を発行します。
本会論文誌「宇宙太陽発電」https://www.jstage.jst.go.jp/browse/sspss/-char/ja にて公開され、各論文にDOI(Digital Object Identifier)が付与されます。
詳細は後日ご連絡しますが、提出締め切りは令和8年1月23日(金)を予定しています。提出先は、submit＠s-off.com（全角の＠は半角の@に変えて下さい）までお願いいたします。
完成度の高い研究はオリジナル論文（査読論文）として投稿をされることを推奨しています。
(投稿・掲載費無料）
講演後に論文の作成をお忘れなきようよろしくお願いします。